文字を美しく描く。
カリグラフィーとは「⻄洋の習字」とも呼ばれる、ペンや筆などを使ってアルファベットを美しく表現するための手法です。
ただアルファベットを書き写すのではなく、文章の内容を自分の解釈をとおして見る側に 伝え、また同時に文字を使って自らを表現する個性ある手書き文字の芸術です。
丁寧に書かれたアルファベットの美しい表現力、温かさと力強い個性を感じながら、アートと融合した カリグラフィーの本当の面白さ、奥深さに触れてみませんか?
カリグラフィーの魅力
2000年以上の歴史を持つカリグラフィー。国の歴史や文化によって様々なの書体があります。文字の美しさだけではなく、文字に色をつけたり、文字の周りにイラストを描いたり、空白を楽しんだり、あわせてデザインや水彩画を学ぶなど、アートとしての広がりも魅力です。
カリグラフィーアートQ&A
– よくある質問 –
Q:カリグラフィーとの出会いについて教えてください
A:私の場合、さまざまな国を旅する中で、文字の描かれ方に興味を持ったのが最初です。ヨーロッパでは、羊皮紙に書かれた聖書の美しい文字に出会いました。アルファベットをただ書くだけなのに、繊細さや温かさや力強さなど、いろいろな表現ができることに驚きました。
Q:スティーブ・ジョブズも習っていたとか?
A:ええ、そうなんです。Apple社のMacintoshで豊富なフォントを使用可能なのは、スティーブ・ジョブズが大学時代にカリグラフィーの講義を受けたからだと言われています。
Q:具体的にどのように学ぶのでしょうか?
A:イタリック、ゴシック、アンシャルというように、順にいろいろな書体を学んでいきます。基本を学びながら、暮らしのなかに取り入れられる季節ごとのカードを仕上げていくので、楽しく実用的でもあります。書体が生まれた時代背景を知ることができる楽しさもあります。
Q:必要なものはありますか?
A:紙とペンとインクだけです。
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講師よりひとこと。
季節感を演出したり、手仕事に思いを込めたり、カリグラフィーは日々の生活を豊かにしてくれます。学べば学ぶほど奥の深い世界だからこそ、日々成長していける。さぁ、カリグラフィーの世界に足を踏み入れてください。